「試合のレベルに応えられず」「交代は理解できない」久保建英、早々に交代でソシエダ番記者の評価は?
レアル・ソシエダMF久保建英は、アトレティック・クルブ戦の評価が分かれている。 24日に行われたラ・リーガ第14節で、アトレティックとのバスクダービーに挑んだソシエダ。しかし26分に失点すると、その後は押されたまま反撃することができず。0-1で敗れ、早くも今季6敗目を喫した。 久保建英は現地スペインでどう評価されている? 第12節のセビージャ戦(2-0)ではゴールを奪い、前節はバルセロナ撃破(1-0)の中心となるなど絶好調だった久保だが、この試合は得点に絡めず。60分に最初の交代でベンチへと下がっている。 そして『ムンド・デポルティーボ』バスク版は、久保について「失敗だった」と評価。「彼は自分の持つレベルや試合のレベルに応えられなかった。不安定で、ボールがない時はポジションを見失い、攻撃に積極的に参加することはほとんどなかった。プラドスにイエローカードを与えたが、同じくチームメイトのスベルディアにも与えている。60分にはベンチへと下がった」とし、厳しいパフォーマンスだったと分析している。 一方『as』のソシエダ番記者ロベルト・ラマホ氏は、「ソシエダはすべてが足りなかった」と指摘。「ソシエダから見れば忘れたいダービーだ。何もかもが欠けていて、フットボールだけでなくハートも欠いている。プランは最初からうまくいっておらず、赤と白のチームのエネルギーに圧倒された。もちろんアトレティックの功績ではあるが、同時にラ・レアルの名誉を傷つけるものでもある」とチーム全体を酷評。その上で、イマノル・アルグアシル監督の采配も批判している。 「今回の試合では、ベンチワークさえすべてがうまくいかなかった。それはイマノルの交代がチームを助けなかったからだ。久保建英の交代は理解しがたい。とにかく、忘れたいダービーだった。1つうまくいかないと、すべてが悪化する可能性はある。それがサン・マメスで再び起きたのだ」