巨人・長野の恩師、安藤強2軍ヘッドコーチ「走攻守、性格、顔、タフさ。6拍子そろっていた」
プロ15年目の巨人・長野久義外野手(39)が25日、DeNA9回戦(ハードオフ新潟)の九回に代打で中前適時打を放ち、プロ野球史上138人目の通算1500安打を達成した。39歳6カ月での到達は年長3番目。 【写真】長野を3年間指導した安藤強氏 社会人野球の強豪ホンダの監督として長野を3年間(2007~09年)指導した巨人・安藤強2軍ヘッドコーチ(60)は「(すべてで)別格。走攻守、性格、顔、タフさ。6拍子そろっていた」と懐かしそうに振り返った。 22歳から知る教え子もプロ15年目、39歳となった。チーム最年長となった長野と再び同じユニホームに袖を通すことになり、グラウンドで顔を合わせれば、かつてと同じように会話に花を咲かせる。「あんなできた人間はいないですよ」と、昔から変わらない人柄に目を細めた。 長野は2度のドラフト指名を断り、25歳でプロ入り。安藤さんは「4年ほど遅く入って、1500という数字はすごい。オフはホンダの人たちと盛大に祝ってあげたい」と心から教え子の偉業をたたえた。