「思いも背負って頑張る」U17日本代表の精華女子・清藤優衣〝世界の戦友〟浜松開誠館・後藤音羽の分も躍進誓う【ウインターカップ】
◆バスケットボール・全国高校選手権ウインターカップ 精華女子89―66浜松開誠館(25日、東京体育館) ■残り3秒の奇跡、2年連続の歓喜【写真】 女子3回戦が行われ、精華女子が浜松開誠館を89―66(22―11、22―19、23―14、22―22)で下して5大会ぶりの8強に進出。U17女子日本代表で活躍した精華女子の清藤優衣、同代表のエースで浜松開誠館の後藤音羽のマッチアップにも注目が集まった一戦を制した。 攻守で奮闘を示した主将も務める清藤。13得点のほか、試合途中から始まった後藤とのマッチアップも担った。「サイズのミスマッチという部分もあったので、フィジカルで負けないように、とにかく強く体を宛てて守れるように頑張った」。1、2回戦で30点以上をマークしていたほか、試合序盤に得点を量産した世代屈指のスコアラーを最終的に25点にとどまらせた。試合後には「頑張ってね」と後藤から声を掛けられたといい、「その思いも背負って頑張る」と決意を込めた。 次戦は過去24度優勝を誇る桜花学園(愛知)。清藤は「今までの精華女子の最高がベスト8。ベスト4の壁を超えられていない。自分たちの代で壁を超えられる自信がある。チーム状況もいい。自信を持ってできる」と前を見据えた。
西日本新聞社