幡地隆寛が単独首位発進 月間4勝へ平田憲聖は2打差3位
◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 初日(26日)◇三好CC西コース(愛知)◇7300yd(パー71)◇晴れ(観衆2092人) 【画像】ウワサの16歳アマ 5月の「関西オープン」で日本ツアー初優勝を挙げた31歳の幡地隆寛が7バーディ、ボギーなしの「64」で回り、7アンダーで単独首位発進を切った。初日首位で滑り出したのは23年「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来で、単独トップのスタートはキャリアで初めて。 幡地は前週「パナソニックオープン」を熱中症で棄権。「しっかり休ませてもらいました」と万全の状態で今大会に臨んだ。ツアー屈指の飛ばし屋は「(1打目が)ドライバーの時はセカンドが短いクラブで打てるので、ラフでもOKという気持ちで打っています」と積極的にプレー。「あしたは、たぶんノーボギーというわけにはいかないと思う。決勝ラウンドに向けてしっかり準備できるようにしたいです」と意気込んだ。 1打差2位は23歳の出利葉太一郎(いでりは・たいいちろう)。7バーディ、1ボギーの「65」でプレーした。 ツアー史上初の「月間4勝」、尾崎将司の年少記録(26歳277日)を更新する「年間5勝」がかかる平田憲聖は6バーディ、1ボギーの「66」で回り、トップと2打差の5アンダー3位。小西貴紀、ジャスティン・デロスサントス(フィリピン)、細野勇策、大槻智春と並んだ。 5試合ぶりに復帰した賞金ランキング3位の杉浦悠太は4バーディ、1ダブルボギーの「69」で回り、アマチュアの中野麟太朗(早大)らと同じ2アンダー19位で滑り出した。 前年覇者の木下裕太は金谷拓実、河本力らと並ぶ1アンダー29位。 岩田寛は8ホールプレー後、体調不良のため棄権した。 <上位成績> 1/-7/幡地隆寛 2/-6/出利葉太一郎 3T/-5/小西貴紀、ジャスティン・デロスサントス、平田憲聖、細野勇策、大槻智春 8T/-4/浅地洋佑、稲森佑貴、小浦和也、ソン・ヨンハン