「金を使うときまで預けてもらえばいい。すぐに解約できる」社債販売し現金100万円をだまし取った疑い 49歳無職の男を再逮捕 約80人からあわせて10億円に上る被害相談 仙台
経営していた会社の社債を販売し知人男性から現金をだまし取った疑いで逮捕された男が、別の知人男性からも現金100万円をだまし取っていたとして再逮捕されました。 【写真を見る】「金を使うときまで預けてもらえばいい。すぐに解約できる」社債販売し現金100万円をだまし取った疑い 49歳無職の男を再逮捕 約80人からあわせて10億円に上る被害相談 仙台 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、仙台市青葉区国分町2丁目の無職・清水直明容疑者(49)です。 警察によりますと、清水容疑者は去年9月、40代の知人男性に対し電話で「金を使うときまで預けてもらえばいい。すぐに解約できる」などと嘘を言って、自分が経営していた保険代理店の社債を販売し、現金100万円をだまし取った疑いが持たれています。清水容疑者は、2022年にも男性に対して100万円分の社債購入を持ちかけ現金を受け取っていましたが、その際には利息分を含め全額返済していたということです。 警察は、捜査に支障があるとして清水容疑者の認否を明らかにしていません。 清水容疑者は、同様の手口で別の知人男性から現金600万円をだまし取った疑いで9月に逮捕されていて、仙台地検は15日付けで処分保留としています。 警察には、およそ80人からあわせて10億円に上る被害相談が寄せられていて、警察は余罪があるとみて追及しています。
東北放送