県内商業施設、初売りにぎわう
正月を迎え、山形市の県観光物産会館ぐっと山形やエスパル山形など県内の各商業施設では2日、初売りが行われた。 ぐっと山形では1500~3千円の食料品を中心とした福袋が約300個用意された。午前9時に開店すると、店内の福袋や特売のコーナーは多くの買い物客でにぎわった。恒例の餅つきも行われ、お正月ムードに包まれる中、納豆ときな粉の計約600食が振る舞われた。山形市の実家に帰省している岩手県北上市、会社員清水綾子さん(35)は「餅つきは新年を感じる。出来たての餅がおいしかった」と笑顔で話した。 エスパル山形では開店前から約300人が並んだ。山形交響楽団の応援福袋や宿泊付きの子ども駅長体験プランなど、2200円から25万円までと幅広く、発売1時間で売り切れとなる福袋もあった。列の先頭に並んだ天童市小関、会社員須藤貴士さん(29)は、サッカーJ2・モンテディオ山形の応援福袋を目当てに午前0時ごろから待ち始めた。「今年は欲しかった物が買えそう」とほほ笑んだ。