新馬圧勝の愛国産馬 名手と共に無傷のデビュー2連勝へ
デビュー戦を楽勝したマックアルイーン(牡2、美浦・木村哲也厩舎)が、日曜京都8Rのもみじステークス(2歳・オープン・芝1400m)で2連勝を狙う。 【写真】マックアルイーンこれまでの軌跡 マックアルイーンは父Blue Point、母Euthenia、母の父Winker Watsonの血統。父は18~19年の英G1・キングズスタンドSを連覇するなど、G1を4勝したトップスプリンター。20年から種牡馬となり、早くもG1馬を送り出している。馬名は「父の出身である愛国の神話に出てくる剣の名」に由来している。 9月新潟の新馬(芝1400m)は押し出されるようにハナへ。マイペースの逃げから後続を突き放し、単勝1.6倍の支持にふさわしい3馬身半差の完勝だった。まだまだ気性的に幼い印象だが、将来性を秘めていることは間違いない。 ここでデビュー2連勝となれば、今後のローテーション選びが楽になる。鞍上は引き続きルメール騎手。相手にも恵まれた印象だけに、きっちりと仕留めたい一戦となる。