松井知事 万博誘致に「確かな手ごたえ感じている」
松井知事 万博誘致に「確かな手ごたえ感じている」 THEPAGE大阪
大阪府の松井一郎知事は26日、大阪府庁で定例記者会見を行い、2025年に万博の大阪誘致をPRするため、カザフスタンの首都・アスタナで開幕した国際博覧会を訪れていた件について「万博誘致実現に向けて確かな手ごたえを感じている」などと述べた。 【中継録画】大阪・松井一郎知事が定例会見(2017年7月26日)
松井知事は、22日に開催された日本の文化を紹介するイベント「ジャパンデー」などに、世耕弘成経済産業相や松本正義関西経済連合会会長らと出席。参加各国の代表らと面会し、日本の万博誘致のPRや支援要請などを行い、「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマに対し「高い評価を頂いた」と話した。 また「世耕大臣や松本会長らとともにPRを行ったことで、国と経済界、地方自治体が一体となるという姿を見せることができた。これは非常に評価が高かったなぁと思います」などと話していた。
このほか、リニア中央新幹線の大阪までの1日も早い全線開業を目指し「三重・奈良・大阪リニア中央新幹線建設促進決起大会」9月11日に大阪で開催することを発表した。 松井知事はこの3府県で行うことについて「大阪までの全線開業は、関係者の努力が実り、昨年度に総額3兆円の財政投融資を活用し、当初予定時期よりも最大8年前倒しすることになりました」「大阪までの1日も早い全線開業に向けた取り組みをさらに強化するために、名古屋・伊勢への沿線府県である自治体、経済団体が一致団結してキックオフとする大会を開催する。来賓として国会議員やJR東海のトップをお招きする」と話した。 この件について、報道陣から「どのような働きかけをするのか」との問いに、松井知事は「大阪府としてはこうした沿線府県の取り組みに加え、終着駅である新大阪駅を関西、西日本の玄関口にふさわしい拠点とすべく建築主体であるJR東海と一緒に協力してとりくんでいきたいと考えています」と述べた。