「俺は、ほうじるゼ!」 ヒーローとほうじ茶の異色コラボ 茶神888がティーバッグ商品化 富士の茶農家と連携
静岡県を拠点に茶文化を広める活動を続けるヒーロー「茶神888(さじん・ハチジュウハチヤー)」が、富士市の茶農家4人でつくる会社「日本茶茶茶(にっぽんちゃちゃちゃ)」と連携し、ほうじ茶のティーバッグを新たに商品化した。パッケージは富士山を背景に888がほうじ茶を手につかみ、ほうじ茶の香りが沸き立つイメージを表現した。「俺は、ほうじるゼ」のメッセージでほうじ茶の魅力を発信する。 カフェインが少ないほうじ茶は幼児期にも親しみやすいと考え、ほうじ茶専門事業者の「日本茶茶茶」と初めて商品化を企画した。茶葉は同社がうま味の凝縮した茎の部分を丁寧に選別し、香りが立ちやすいよう焙煎(ばいせん)して仕上げた100%茎ほうじ茶。888は「ほうじた香りはファンの心を嗅覚でつかみやすい」と狙いを語る。 24日に千葉県内で開催される「日本ローカルヒーロー祭」を皮切りに販売をスタート。888は「ヒーローの自分を通じてお茶を初めて買う人も多い。ガチンコのほうじ茶で温まってほしい」と呼びかける。ネットショップサイト「BASE」でも25日から販売予定。税込み1111円。
静岡新聞社