ベイノアが減量失敗のケースに判定勝ち「1試合1試合成長していくしかない」と反省も「RIZINのチャンプになるためにやっているのは変わらない」【RIZIN.47
3R、ベイノアは右カーフ、左ハイ。ケースのパンチに蹴りを合わせるベイノア。しかし減量失敗のケースはガス欠気味で急失速。ベイノアのパンチをかわしたケースがタックルを仕掛けるとベイノアがリング外に転落。一時中断。再開後、前に出るベイノア。ケースがタックルもここは難なく切る。息があがるケース。ベイノアは前に出てパンチも、ケースはなんとかしのぐ。攻めあぐねるベイノアにタックルを仕掛けるケースだが、ベイノアはテイクダウンは許さず。再度タックルを仕掛けたケースはテイクダウンに成功。しかしすぐに立つベイノア。それでもベイノアのパンチをかいくぐりタックルも押さえ込み切れずすぐにスタンドに。コーナーに追い込んだベイノアはタックルから押し込み、ヒザ。離れてパンチを狙うが、なかなかクリーンヒットは放てず。ケースは最後、タックルでコーナーに押し込み時間を稼ぐ。 判定は3-0でベイノアが勝利。ベイノアはグラウンドでのピンチを脱出するなど、AKAでの練習の成果を今回もちょい見せするにとどまった。
ベイノアは試合後の会見で「ジョニーは強かったですね、めちゃくちゃ強かったです。でもイメージしていた通りだった」、3Rにケースのタックルで場外に転落した場面については「うわ出ちゃったなと思って。なんか吹っ飛ばされたなって。でもそんなにそれのダメージもなかったので。ただ、僕はスタミナ的には全然平気だったのであまり相手を休ませたくないなと思っていました」などと振り返った。 試合については「しっかり相手を見つつ行くところで行こうと思っていた。チャンスが来たら行くというふうに思っていたので、それは実行できたかと思う」と語る一方で、どんな作戦を持って試合に臨んだかについては「気合です」ときっぱり。 3Rに三日月蹴りやボディーブローなどで攻め込めばガス欠のケースを倒せる場面も考えられたのだが「まだまだそれを本番で出せる力には及んでいないのかなと自分では思うので、1試合1試合成長していくしかない」と今後の課題とした。 また3R終了間際にタックルに行ったことについては「行きましたっけ? ちょっと分からないです。その時の僕に聞いてみたいですね(笑)。(その時の自分には)打撃で攻めろよと言いたいです」と語った。 今後の目標としては「なんとか勝ちを拾えたので、まあでもRIZINのチャンプになるためにやっているのは変わらないので。はい。チャンピオンに向けてやっていきます」とRIZIN王座獲得という壮大な目標を掲げた。
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