レブロン、米大統領選でハリス氏への投票呼び掛け
【AFP=時事】米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James、39)は31日、米大統領選が来週末に近づく中で、民主党候補カマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領への投票を呼び掛ける著名人の輪に加わった。 【写真】長男ブロニーとNBA史上初の親子同時出場を果たしたレブロン NBAを代表するスーパースターのジェームズは、ハリス氏の対立候補であるドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領をかなり以前から批判しており、ハリス氏を支持することは予想されていた。 ジェームズはこの日X(旧ツイッター)への投稿で、トランプ氏が10月27日に米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)で行われた選挙集会において人種差別的な発言をしていたモンタージュ動画とともに、「ここで何を話題にしている??」「自分の子どもたちや家族、そして彼らの成長を考えれば選択は明白だ。カマラ・ハリスに投票を!!!」と呼び掛けた。 この動画には米国の公民権運動や、黒人男性ジョージ・フロイド(George Floyd)さん射殺事件をきっかけに広まった2020年の「Black Lives Matter(黒人の命は大切)」運動など歴史的な映像も含まれており、最後は「憎しみはわれわれを後退させる」とのメッセージで締めくくられていた。 ジェームズは長年にわたり民主党の候補者を支援しており、2016年にNBAファイナルを制したゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のステフェン・カリー(Stephen Curry)がホワイトハウス(White House)への表敬訪問を拒否した後、2017年にトランプ氏と衝突したことでも知られている。【翻訳編集】 AFPBB News