「辺野古反対」玉城知事与党、県民とのずれ露呈 沖縄県議選大敗
16日に投開票された沖縄県議選(定数48)で、玉城デニー知事を支持する県政与党が半数を割り大敗した。知事と県議会が一体となって米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画に反対してきた構図が崩れ、玉城氏は苦境に立たされる。 【写真】沖縄県議選前後の与野党勢力図(定数48) 立憲民主や共産、社民などの県政与党は20議席と4減。一方、自民や公明などの県政野党は4増の28議席となり、自公は16年ぶりに県議会の多数派勢力となった。自民県連幹部も「こんなことがあるのか」と驚く大勝だった。 なぜ、県政与党は負けたのか。知事周辺は「『辺野古反対』のメッセージが届きにくくなった」と話す。 ■「反対ばかり」のイメージに
朝日新聞社