MVPトーク❶ 大谷翔平は来季の二刀流復活に準備着々「スタートから投げる、打つはもちろん目標」
【ニューヨーク21日(日本時間22日)】米大リーグの今季の最優秀選手(MVP)が専門局MLBネットワークの番組内で発表され、ナ・リーグはドジャースの大谷翔平投手(30)が昨季のア・リーグMVPに続き2年連続、3度目となるMVPを受賞した。番組出演後は電話取材に応じ、受賞の心境などを語った。主な一問一答❶は以下の通り。 【写真】ナ・リーグMVPを満票で獲得し、MLBネットワークの番組に出演する大谷翔平と真美子夫人、愛犬デコピンも ――打者専念のシーズンだった 「本来はもちろんピッチングもしてオフェンス面でも出続けてというのが、もちろんやりたこと、自分の仕事だと思っているんですけど。それができないことが決まっていたので、オフェンス面でそれを補えるくらい、しっかりと活躍したい、1年目ということもあったので活躍したいというのは思っていました。そういう形で皆さんに評価してもらえて光栄というか、すごくうれしい気持ちで今はいます」 ――来季の二刀流に向けて左肩のリハビリ状況 「もちろんスタートから投げる、または打つというのはもちろん目標に動いてます。ただ見通しよりも少し状態があまりよくなかったので、時間がどの程度かかるかというのは分からないですけど、今はできることとしては開幕をもちろん目指しています」 ――愛犬や家族とワールドシリーズ制覇の祝福は 「ロサンゼルスのパレードが終わった後に比較的すぐ手術だったので、本当に時間がなかったというか、その日からきょうここまで何もできずにというか、ベットでじっとしてました」 ――ドジャースで受賞 「チームとして特別な年に個人としてもこういうふうに評価をしていただけたことはもちろん特別です。もちろん今後の励みにもなると思うので、引き続き来年以降もチームとしても個人としても頑張りたいなと思います」 ――自分への期待にどこまで達したか 「今年1年で言えば、満点に近い結果だったかなと。個人としては別として、チームとして結果を出したのは満点に近い要因の1つかなと思っています。世界一になるなかで結果を出していくというのはチーム全体として重圧がかかるなかで、監督もフロントもそうですけど、結果を出すというのは皆、1年間、難しいシーズンだったと思う。来年以降ますますそういう気持ちが強くなると思いますけど、それを超えていけるように全員で頑張りたいと思います」