徳島市長に遠藤氏が返り咲き 一騎打ち、元衆院議員破る
任期満了に伴う徳島市長選は7日投開票され、無所属の元市長遠藤彰良氏(68)が、無所属新人の元衆院議員福山守氏(71)=国民推薦=との一騎打ちを制し、通算2回目の当選を果たした。前回選で初当選した現職内藤佐和子氏(40)は立候補しなかった。投票率は41.37%で前回選を2.49ポイント上回った。 選挙戦で遠藤氏は地元テレビ局のアナウンサーだった知名度を生かし、幅広い層に浸透。支持者を前に「市長を務めた4年間が間違っていなかったことが勝因だ」と振り返った。福山氏は国会議員としての政治経験をアピールしたが及ばず「市民が選んだ結果が全てだ」と受け止めた。