【RIZIN】ベイノア、ジョニー・ケースと対戦決定!井上戦ブーイングからの査定マッチ=6.9
6月9日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催される格闘技イベント『RIZIN.47』の追加対戦カードが本日12日、RIZINのYouTube企画『榊󠄀原社長に呼び出されました』の中で発表された。 決まったのは、[RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)]でのジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)vs“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)だ。 【動画】井上とベイノアが謝罪からのスタート、榊原代表から厳しい指摘! ベイノアは22年大晦日に宇佐美正パトリックに秒殺KO負けした後、元UFC絶対王者ハビブ・ヌルマゴメドフらを擁するアメリカン・キックボクシング・アカデミー(AKA)で修行。約1年間単身渡米し、期待された状態で先月の『RIZIN.46』で井上雄策と対戦。判定勝利したが、消極的な試合内容にブーイングを浴びる結果となってしまった。 そして今回の動画には、井上とベイノアが登場。2人は不甲斐ない試合をしてしまったとして謝罪し、榊原代表からも厳しい指摘を受けた。その流れから、榊原代表は「この男は本物か偽物か、査定マッチ」として『RIZIN.47』でベイノアの相手を用意したと、あみだくじで相手を決める流れに。くじの結果、相手がケースとなったがどれを選んでもケースで決まっていたようだ。 ベイノアが対戦するケースは、22年4月にタイトルマッチで王者ホベルト・サトシ・ソウザにも挑戦しているRIZINライト級のトップファイター。同年7月に武田光司にも敗れ、連敗となったが大晦日は大尊伸光にTKO勝利して再起。およそ1年半ぶりの試合となる。 ケースからは映像を通じて「押忍!日本のみんな調子はどうだ?戻ってきたぞ!俺は戦う準備ができている。ベイノア、どうしたおい?ファイターとしてリスペクトしてるが前回の試合は陸上競技を見ている気分だった。お前はそんなもんじゃないだろ。俺は本気の試合をする。お前もベストな状態でかかってこい!ファンにショーを魅せてやろうぜ!」とメッセージが届いていた。 ベイノアも最初こそ驚いた様子だったが、「やる気しかないです」と意気込みを語り、また井上は「自分も試合したいので、ベイノア選手の敵討ちでケース選手とやらせてください」と笑いを誘った。 次こそベイノアは、ファンのハートを掴むような試合を見せられるか。今後の生き残りをかけても重要な一戦となるだろう。