テスラの充電部門トップ、イーロン・マスクに逆らい部門ごと消される
本当に今年中に何千か所も増設できるのか
そんな現場の混乱を打ち消すかのように、イーロン・マスクCEOは、 充電設備拡充に当社は5億ドル以上を投じる予定。今年は数千か所の充電設備を新設する。 と息巻いていますよ。それだけ聞くと大層な規模に見えますが、本年予定していた新設数より77%も減ってるようですよ? Teslaは4月2日の第1四半期報告で、2020年以来初の販売台数の落ち込みを明らかにしました。売れ行き鈍化に合わせて、同月15日には全社員の10%にあたる千人規模のレイオフを発表。充電部門のDrew Baglino上級VPが会社を辞め、Teslaの持ち株ほぼすべて(114万株)を4月25日にゴッソリ売却しています。今回CEOに反論してクビになったのは、その後任の女性。たった数週間の短命となりました。 中国の激安EV上陸の脅威を前にTeslaは廉価EV「モデル2」開発計画を取りやめ、メキシコとインドに工場を進出させる計画が宙に浮き、4月に予定されたモディ首相との対談もドタキャン。内外で迷走が続いています。 Sources: Reuters
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