<40人の魂>センバツ・京都国際 佐々木康耀投手(2年) /京都
◇母に「恩返し」したい 佐々木康耀(こうよう)投手 球速は最高132キロほどだが、カーブやカットボール、縦と横のスライダーにチェンジアップと、数多くの変化球を操る。制球の良さに加え、ボールにかける回転数の多さから、切れのある投球で相手打者を翻弄(ほんろう)する。 「森下(瑠大(りゅうだい)投手)や金森(塁投手)は、直球で押すタイプ。僕は直球を見せ球にして、変化球で打たせて取る」。ライバルたちとは違う投球スタイルが、自分の強みだ。 4人きょうだいの3番目で、憧れの人に母親を挙げた。「8歳上の姉から5歳下の弟までを支えてくれ、本当に頑張っている。母にいつかしたいと思っているから、好きな言葉に『恩返し』を選んだ」。もらった恩を返せる機会が、聖地にはある。【中島怜子】 ……………………………………………………………………………………………………… (1)新北島中(大阪市住之江区)(2)170センチ・66キロ(3)右・右(4)恩返し(5)お母さん(6)塩豚丼 ……………………………………………………………………………………………………… 【プロフィルの見方】(1)出身中(2)身長・体重(3)投・打(4)好きな言葉(5)憧れの人(6)好きな寮の食堂のメニュー 〔京都版〕