福井県出身の左腕が「侍ジャパン」大学代表に初選出 近畿大3年・野口練「優勝したい」
野球の「侍ジャパン」大学代表に福井県坂井市出身の左腕、野口練(近畿大学3年)が初選出され、今月欧州で開催される国際大会に挑む。7月3日、神奈川県内での直前合宿を終え、野口は「しっかり優勝したい」と意気込みを見せた。 【写真】ガッツポーズする野口 大学代表は6月の選考合宿に46人が招集された。野口は紅白戦で1回3分の2を無失点に抑えたことが評価され、24人の大会メンバーに選ばれた。 身長174センチ、体重68キロ。コーナーに投げ分け、安定した投球ができる技巧派だ。大学2年から中継ぎとして活躍し、関西学生リーグでの通算防御率は1・40を誇る。今回の合宿でも侍ジャパンU23(23歳以下)との練習試合で2回無失点と好投。この合宿で新たにツーシームを習得し、投球の幅を広げた。 高椋小2年で野球を始め、中学硬式野球の福井永平寺リトルシニアで日本選手権に出場。高校は石川・星稜高で過ごし、近畿大に進学。昨春の関西学生リーグでは近畿大の2季ぶり49回目の優勝に貢献した。
福井新聞社