“左サイドスロー”の清川栄治さんが悪性腫瘍のため死去 広島と近鉄で通算438登板
プロ野球・西武は13日、投手育成アドバイザーである清川栄治さんが、5月5日に悪性腫瘍のため都内の病院で死去したことを発表しました。62歳でした。 【画像】パ・リーグ最新順位表 清川さんは、1983年にドラフト外で広島に入団するとサイドスローの左腕として中継ぎやワンポイントとして活躍。86年にはキャリアハイとなる50試合に登板。42回1/3を投げ防御率2.55をマークしました。 91年に近鉄へ移籍。3年連続で投球回を三振が上まわる活躍をみせ、貴重な左投手としてブルペンを支えました。 98年には7年ぶりに広島に復帰し、同年に現役を引退。通算438試合に登板。13勝10敗12セーブ、防御率2.94、三振数は投球回数の364回を上まわる375奪三振でした。 引退後は広島やオリックス、西武でコーチとして指導した清川さん。昨季まで西武の2軍投手総合コーチを務めていましたが、今季からは、投手育成アドバイザーに就任していました。 また、14 日の1軍・2軍の公式戦につきまして、西武の選手たちは喪章をつけて試合を行う予定です。