「お金ないから国立大を目指して」と言われましたが、うちの親は公務員で年収600万くらいだと思います。そんなに大変なのでしょうか?
大学の学費を用意するための対策
親の収入や貯金だけではそれらの費用を用意するのが厳しい場合は、適切な対策を検討してみてください。 ・国の教育ローン ・奨学金 ・高等教育の修学支援新制度 ・直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税 進学先として検討する大学が国立や公立ではなく、私立の場合は高額な費用がかかる可能性が高いでしょう。また、私立に比べて学費のかからない国立や公立でも、自宅生でなければ生活するためにかかるお金の負担が大きいです。 対策とはいっても借金をしなければならない場合もあるため、後々のことも考えたうえでもっとも適切な方法を選んでください。
実際にかかる学費を事前に正しく把握しておこう
総務省統計局の「家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要」によると二人以上の世帯の月額消費支出は29万3997円です。年収が600万円だったとしても、毎月の消費支出に加えて学費や生活費などを工面するのは決して簡単でないことがわかるでしょう。 進学したい大学が決まったら、学費や生活費がどのくらいかかるのかを確認し、親の負担も含めて適切な金策を検討してみてください。 出典 全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連) 第59回学生生活実態調査 概要報告 国税庁 祖父母などから教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度のあらまし 文部科学省 国公私立大学の授業料等の推移 文部科学省 2023年度 学生納付金調査結果(大学昼間部) 文部科学省 令和3年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について 日本政策金融公庫 教育一般貸付(国の教育ローン) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部