関大・金丸夢斗が11回熱投から中1日で救援4回8K無失点「スプリットが非常に落ちていた」
<関西学生野球春季リーグ:関大2-1同大>◇7日◇第5節3回戦◇ほっともっと神戸 今秋ドラフト目玉候補の関大・金丸夢斗投手(4年=神港橘)が、11回無失点で137球を投げた一戦から中1日で圧倒的な投球を披露した。 【写真】ドラフト目玉候補の関大・金丸夢斗 1点リードの6回から登場。最速150キロの直球とスプリットを軸に4回を1安打無四球無失点と好投した。 「スプリットが非常に落ちていた」。5者連続を含む毎回の8奪三振。同大から勝ち点を奪取して2位タイに浮上し、優勝へ望みをつないだ。 これで28回連続無失点、自責0は53回連続、無四球イニングも37回まで伸ばした。 この日はNPB3球団のスカウトが視察。日本ハム大渕隆GM補佐兼スカウト部長(54)は「素晴らしい。この春だけでどんどん完成度が高くなっている」と絶賛した。 次節は11日に甲子園で首位関学大との大一番に臨む。「春の関関戦は(昨年まで)あまりいいピッチングができていない。いい感じで甲子園で投げられたら」と引き締めた。