巨大リアウイングを装着したトラック発見! イケてるカスタムを施す理由は?
実際、若手ドライバーの確保に苦戦する運送業者からの問い合わせは増えているという。「2024年問題」が顕在化するかなり前から、業界では若いドライバーをいかに確保するかが課題となっていたそうだ。 「LB-TRUCKS」の強みは、日本に脈々と続くクルマのカスタム文化に根差したボディーキットの品ぞろえだ。デコトラとも「ユーロスタイル」とも違う、独自のテイストで勝負していきたいという。例えばエアロパーツやオーバーフェンダーっぽいフェンダーカバー、独自のカスタムペイントなどが同社の特徴といえる。
大黒PAなどに自慢のカスタムカーで集まる若いクルマ好きにも、「LB-TRUCKS」のテイストは刺さるかもしれない。そもそも彼らは運転が好きなはずだし、カッコいいクルマに乗れるならトラックドライバーになってみたいと考える人もいるのではなかろうか。 「若い子がカッコいいトラックに乗って、中でヒップホップを聞いてみたいな感じでもいいじゃないですか。トラックといえば働く乗り物で、カスタムしてもしょうがないみたいな考え方がありますけど、それって大人の意見ですよね。もう少し子供に戻って、カッコいいとか楽しいとか、そういう単純なことを大事にしてもいいんじゃないですかね」と「LB-TRUCKS」の担当者は話していた。
藤田真吾