「予定していた通常任務」 掃海艇くろしま、石垣港に 海自船の寄港は2カ月連続
【石垣】海上自衛隊沖縄基地隊(うるま市)の掃海艇「くろしま」が13日、石垣港に寄港した。市港湾課によると4月中旬に利用申請があり、許可した。15日午前まで停泊する予定。 4月11日に入港した海自の水中処分母船6号 石垣港は4月、自衛隊や海上保安庁が平時から円滑に利用できるようになる「特定利用港湾」に指定された。同月にも海自の水中処分母船が寄港していて、海自船の寄港はこれで2カ月連続となる。 くろしまの髙橋健太艇長は今回の寄港は特定利用とは無関係で「予定していた通常任務の一環」と本紙に説明した。 防衛省統合幕僚監部によると、9日に沖縄本島と宮古島との間の海域を中国海軍が航行し、くろしまが周辺海域で警戒、情報収集を行った。