<なにわ鳥目線>空から見た大阪舞洲ゆり園 梅雨の晴れ間に250万輪
<なにわ鳥目線>大阪舞洲ゆり園 梅雨の晴れ間に250万輪咲く 報告:岡本ゆか 撮影・編集:柳曽文隆 協力:小川航空 THEPAGE大阪
9日の近畿地方は、朝から青空が広がる梅雨の晴れ間となった。大阪市此花区の「大阪舞洲ゆり園」では250万輪のユリが咲き誇り、多くの来園者でにぎわいをみせていた。今回は、この時期限定の空からの眺めをお伝えする。
貴重な梅雨の晴れ間ということもあってか、同園には朝から多くの来園者が訪れていた。同園の広さは約4ヘクタール。舞洲の端にオレンジやピンク色などをした約50種類250万輪の花を咲かせており、毎年恒例の名物となっている。
同園の隣には「舞洲インフィニティサーキット」があり、海の波の音のほか、車のエンジン音も聞こえるという不思議な感覚も味わえる。 また、バスケットボールやバレーボールの試合で使われる「府民共済SUPERアリーナ(舞洲アリーナ)」やプロ野球・オリックスバファローズの「舞洲バファローズスタジアム」も空からはすぐ近くに見えた。
同園には臨時ヘリポートが設置されており、ヘリコプターによる遊覧飛行が楽しむことができる。遊覧飛行を運営する小川航空の小川正勝社長は「この遊覧飛行は舞洲ゆり園さんから話しを頂いて以来、今年で3回目の開催になります。昨年は1日で130回フライト、300人の方々に利用頂いた日もありました」と話す。
同日午前、ヘリコプターから同園を眺めると、黄色やピンク色など色とりどりの花々のほか、多くの来園者の日傘などを眺めながら楽しむことができた。 小川社長は「利用して頂く方のほとんどはヘリコプターに乗るのが初めてという人が多かったです。4分ほどのフライトですが、ふだん見られない眺めを楽しんでいただくいい機会になっているのかな」と話していた。 同園の開園期間は7月1日まで。遊覧ヘリコプターは平日が午前10時から午後2時半、土・日は午前9時半から午後3時半となっており、料金は大人1人4800円となっている。詳細は大阪舞洲ゆり園の公式サイトで。