名門高校野球部出身の売れっ子若手俳優 野球部から演劇部への転身「違う世界をのぞいてみるのもいいなと」
俳優の水上恒司(25)が9日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。野球少年から演劇の世界へ転身したいきさつを明かした。 【写真あり】水上恒司 ムキムキ上半身裸にジーンズ、くわえタバコのド不良ショットに反響 出身の福岡県から長崎・創成館高校に野球推薦の特待生として進学した水上。控えの捕手ながら、高校3年では副キャプテンを務めていたという。そんな中、高3の夏の大会は県大会ベスト8で敗退となり、甲子園への夢は叶えられず。そんな時に、校長のスカウトで演劇部からの誘いを受け、演劇の世界へ足を踏み入れることになったという。 水上は「僕、特待生として入ったっていうのもあり、それに対して結果が残せなかったことへの悔しさと、高校に対してすごく感謝しているんです。いろいろな面で成長させてもらったなって。そういうことに対して返したいものというのと、野球しかやっていないっていうコンプレックスがあったので、違う世界をのぞいてみるのもいいなと思って」と野球部引退後に演劇部へ入った流れを説明した。 MCの「極楽とんぼ」加藤浩次は「やってみてどうでした?」と質問。水上は「恥ずかしかったです。引退して、同学年はみんな遊んでるわけですよね。学校の敷地内にある寮から毎日、部室に行って、発声練習とか、体を動かすとかしてるんですけど、同級生たちはそれを見て笑ってるやつもいましたし」と苦笑。「そういった恥ずかしさもあったけれども、運動部と文化部の人の違いというか、それが凄く刺激的でしたね。皮肉にも、演劇のほうで全国大会行ってしまったんですよ」と話した。 さらに「中1から前の事務所からスカウトを受けてたんですよ」とも。野球をやっていたので、全く興味がなかったので、ずっと断わり続けていたんですね。そこと、リンクしたというか、重なって」と19歳でデビューに至った経緯を明かした。 水上は岡田健史の名前で、2018年、ドラマ「中学聖日記」で19歳で有村架純が演じた主人公の相手役をオーディションで射止め、鮮烈デビュー。その後、22年8月に前事務所との契約を終了し、同年9月から本名の水上恒司の名前で活動をスタートさせた。