江戸時代から昭和のひな人形が一堂に…岡山城でひな人形を展示するイベント【岡山】
岡山放送
3月3日の桃の節句「ひな祭り」に合わせて、岡山市の岡山城で江戸時代から昭和にかけて作られたひな人形の展示が始まりました。 気品あふれた顔立ちに華やかな振袖をまとったひな人形。岡山城で、桃の節句を前に毎年この時期に行われているひな人形の展示です。 天守には、由緒あるひな人形4組が並んでいます。このうち、江戸時代中期に作られたとされるひな人形は1つ1つの高さが40センチ以上で、1700年代に流行しました。 一方、昭和の中期に作られた御殿飾りと呼ばれるものは、中をのぞくと、小さなひな人形を見ることができます。 (岡山城学芸員 原田莉沙子さん) 「 江戸時代から昭和中期ごろまでの ひな人形を展示している。その変化や違いを注目してほしい。」 この展示は3月22日まで行われ、期間中、ひな衣装を着て記念撮影できるブースなども設けられる予定です。
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