コレダレ?…『紅白歌合戦』“初出場”の10組って?【下】 韓国系グループも、昨年とは「所属会社」がガラリ
大みそかに行われる「第75回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が19日発表された。初出場のアーティストは白組7組、紅組3組。初出場の顔ぶれについて2回にわたって解説する。(下) ◆「Number_i」ら初出場、紅白出場歌手一覧【写真】 昨年から出場数が増えて注目を集める韓国系グループについてもまとめたい。一見すると、同じ韓国系グループに見えるが、実は、今年は出場する所属会社がガラリと変わっている。 昨年は4回目出場だった「NiziU」が所属する韓国のエンターテインメント会社「JYPエンターテインエント」から初出場が2組いた。だが今年は「NiziU」も、昨年初出場した「Stray Kids」「MISAMO」の2組もおらず、「TWICE」だけが残った。 一方で、同じく韓国の大手エンターテインメント会社「HYBE」所属グループが増えた。【ILLIT】と【TOMORROW X TOGETHER】の2組が、紅白それぞれに初出場する。同所属の出場グループは、今年、3回目出場の「LE SSERAFIM」含めて3組だ。 吉本興業と韓国の会社が出資した合弁会社所属の【ME:I】は、近年勢いを増し、今年3度目出場を果たす「JO1」の妹分。こちらの所属も、紅白両組出演で、”兄妹”共演となる。 韓国系グループ以外では、【Omoinotake】は今年1月に放送された二階堂ふみ主演、チェ・ジョンヒョプ共演のドラマ「Eye Love You」の主題歌『幾億光年』が大ヒットとなり、バンドの代表曲となった。 【新浜レオン】は、若手演歌界のホープ。7月にはNHK「SONGS」に、「B'z」松本孝弘が初出演した回にゲストボーカルとして出演。『傷だらけのローラ』を松本の演奏とともに、熱い歌声を響かせ、好評を博した。 以上、初出場10組を紹介した。初めてのアーティストや曲との出会いがあるのも紅白歌合戦の楽しみのひとつ。出場発表されるまで知らなかったアーティストも含め、流行を知るきっかけとして楽しめればと思う。
中日スポーツ