自動運転バスの実証実験 名古屋市、一般向けの試乗体験も
名古屋市は16日から27日まで、ガイドウェイバスへの自動運転技術導入に向け、大型自動運転バスを用いた実証実験を行う。24、25の両日は、一般市民向けに自動運転バスの試乗体験も実施する。 ガイドウェイバス志段味線(ゆとりーとライン)に、自動運転技術を活用した新システムを導入することが目的。 市が所管する守山南部処分場(尾張旭市)の管理通路で、ガイドウェイバス専用道の幅員や急カーブを部分的に再現。運転士が乗車した状態で大型バスを走らせ、ハンドル操作や加減速操作をシステムによって自動化させる。自動運転用センサーを使用した車両制御の精度も検証する。 同実験は、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」の採択を受けて実施する。