知事の給料が一番高いのはどこ?東京都は最下位の73万円…神奈川県で月額145万円
東京都知事選が盛り上がりました。知事は「都道府県の長」であり、知名度の高い職種ではありますが、具体的にどのくらい給与を受け取っているかご存知でしょうか。 ◆【給与ランキング】都道府県知事の給与ランキング!1位は神奈川県で月額145万円 本記事では、都道府県知事の給与事情について、ランキング形式で詳しく紹介しています。 実は、東京都は最下位になっています。 記事の後半では、地方公務員全体の給与事情についても紹介しているので参考にしてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
都道府県知事の給与が一番高いのは「神奈川県」
総務省の「給与・定員等の調査結果等」によると、都道府県知事の給与が最も高かったのは「神奈川県」で、月額給与は145万円でした。 ●都道府県知事の給与が高い都道府県ランキング ・1位:神奈川県:145万円 ・2位:埼玉県:142万円 ・3位:千葉県:139万円 ・4位:広島県:138万9000円 ・5位:福岡県:135万円 全国の都道府県知事の平均給与月額は約119万9000円なのに対して、トップ5にランクインした都道府県知事の給与は130万円超となっています。 知事の給与が高かった都道府県は首都圏が中心となっていますが、日本の中心地といえる「東京都」の都道府県知事の平均給与月額は73万円で最下位でした。 総務省の同調査における、知事の給与が少なかった都道府県は下記のとおりです。 ●都道府県知事の給与が低い都道府県ランキング ・1位:東京都:72万8000円 ・2位:石川県:91万円 ・3位:兵庫県:93万8000円 ・4位:北海道:96万6000円 ・5位:秋田県:96万8000円 都道府県知事の中で最も給与が少ないのは東京都で、神奈川県の給与の半分以下となっています。 これは、小池百合子知事が2016年に自身の給与を半減する条例案を提案し、可決されたためです。 このように、都道府県知事の給与は地域によって大きな差があります。 給与額に影響を与える要因はいくつか考えられますが、人口規模や経済規模、財政状況などが関係しているとうかがえます。 とはいえ、知事は都道府県の長であることから、公務員の中でも比較的給与は高い傾向にあります。 では、地方公務員の平均給与月額はいくらくらいなのでしょうか。 次章にて、確認していきましょう。