阪神が前ブルワーズの右腕・デュプランティエと契約と発表 背番号20 メッツ傘下で藤浪と同僚、最速157キロ
阪神は29日、前ブルワーズのジョン・デュプランティエ投手(30)と来季の選手契約を締結したと発表した。背番号は「20」に決定した。デュプランティエは球団を通じて「タイガースでプレーする機会を得られたことに非常に感謝しています。素晴らしい歴史を持つ、強い球団であるタイガースでプレーすることを楽しみにしています。日本を新たな故郷として受け入れ、タイガースの勝利に少しでも貢献できるように全力で投げたいと思います。この伝統ある球団にチャンピオンシップを取り戻すことができるように頑張ります!」とコメントした。 デュプランティエはライス大から2016年ドラフト3巡目で指名されダイヤモンドバックスに入団。19年メジャーデビューし、同年は15試合に登板し1勝1敗。大リーグ通算では19試合登板、1勝4敗、防御率6・70の成績を残した。 21年を最後にメジャーでの登板はなく、今季はマイナーで計23試合に登板し6勝3敗、防御率4・20。今シーズン初めに所属したメッツ傘下では元阪神の藤浪晋太郎投手と救援陣の役割を担った。 193センチ、103キロ。右投げ左打ち。最速97・8マイル(約157・3キロ)、平均95マイル(約153キロ)の速球を中心に、130キロ台のチェンジアップ、スライダー、ナックルカーブ、カットボールを操る。