宮崎駿監督「君たちはどう生きるか」 が中国で大ヒット、公開5日で日本の興行収入を超え110億円に
中国では、清明節連休(4月3~5日)の映画興行収入が8億4000万元(約180億円)を突破し、過去最高を記録した。 興行収入1位は、4月3日に中国で公開された宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」。3日間の興行収入は約4億元(約80億元)と全体の半分近くを占めた。同作品は、米アカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞したばかりということも手伝い、公開前から話題を集めていた。興行収入2位は「ゴジラxコング 新たなる帝国」、3位は「カンフー・パンダ4」だった。 「君たちはどう生きるか」は、中国での公開後5日間の興行収入が5億1800万元(約110億円)に達した。その時点で日本での興行収入94億円を超え、昨年大ヒットした日本の人気漫画「スラムダンク」の映画版「THE FIRST SLAM DUNK」の中国での興行収入6億3600万元(約130億円)に迫っている。この調子でいくと、最終的な興行収入は7億元(約150億円)の大台に乗る可能性がある。現在のところ、中国で上映された日本のアニメ映画の興行収入では、新海誠監督の「すずめの戸締まり」が7億5200万元(約160億円)でトップとなっている。 「君たちはどう生きるか」は昨年、世界各国で大ヒットし、北米、フランス、スペインでは宮崎駿監督による過去最高のヒット作となった。 *24年4月8日のレート(1元=約21円)で計算しています。 *アイキャッチ画像は、ウィーチャット公式アカウント「犀牛娯楽(ID:piaofangtoushijing)」より (36Kr Japan編集部)