衆院安保委員会 維新・遠藤敬委員長 参考人オンライン出席推進意欲示す 野党が委員長の委員会で…
10月末に行われた衆議院選挙を受けて、衆議院の常任委員長は17うち7、特別委員長は7のうち4の委員長を野党の議員が務めることになった。 安全保障委員会は日本維新の会の遠藤敬氏(56)が委員長に就任。14日が初めての委員会となった。 遠藤氏は同日の理事会で、遠隔地についても意見を聴取する対象者を広げていくことを目指し、参考人のオンライン出席を推進するといった委員会の運営改革へ意欲を見せた。 衆院はデジタル改革の一環として今年6月、各委員会質疑について、参考人のオンライン出席を認める衆院規則改正を決定している。 衆院については、野党が委員長を務める委員会での変化に期待する声も国民から上がっている。 また、海上自衛隊の掃海艇「うくしま」が10日、福岡県宗像市沖を航行中に火災が発生し、沈没した事故についても話し合われた。 、海上保安庁は12日午前、潜水士を投入し、行方不明となった機関員の古賀辰徳3等海曹(33)を船内で捜索したが、発見には至らなかった。 この事故について、委員会ではディーゼルエンジンの存在する機械室が出火元と推定されるが、海幕事故調査委員会で原因を究明を進め、海上自衛隊の全艦艇で、火災発生の原因となりえる個所の点検を実施することを決定した。「うくしま」の引き揚げについては海上自衛隊が業者と調整中という。