「ゴアテックスは洗うべし」アーク、ノース、パタゴニアetc.ブランド横断で製品ケアについて熱弁!
長く快適に使うことが環境保護への第一歩
ゴア社は2022年、延伸ポリエチレン(ePE)を採用したゴアテックス ファブリクスを発売し、2025年までにPFASフリー(有機フッ素化合物(パー及びポリフルオロアルキル物質)不使用)へ全面的に移行する予定。 撥水剤は2018年より、メンブレンは2022年秋冬より順次切り替えており、2025年にはすべての移行を完了する予定だ。これにより環境負荷の低減だけでなく、製造過程でのCO2削減などの効果も期待されている。 ゴアテックスに限らず、環境配慮型の商品は今後も増えていくことが見込まれている。パナソニックも洗濯機の素材に再生樹脂を使うなど、工夫を凝らす。業界は違えど、目指すべき先は同じなのだ。
今後もケア方法の周知を続けていきたいと意気込む各社。ザ・ノース・フェイスの山下氏は、「皮脂が表に出てしまうと落ちにくくなるという統計で出ています。例えば雨水に濡れた車を想像してもらうとわかりやすい。見た目は汚れてなくても、1週間に一度くらいの感覚で洗ってほしいと思います」と訴える。 パタゴニアの片桐氏も 「洗うと明確に効果が出る。洗わないとダメになるというのは断言できます」と力説した。 ◇ ゴアテックスウェアを愛用していくために、各ブランドの製品表示に従い”洗ってケア”を続けていこう。
OCEANS編集部