複数人に求婚、「C判定つける」と発言・・・ 訴え数十件 パワハラ、セクハラで男性職員を減給 沖縄美ら島財団
沖縄美ら島財団(湧川盛順理事長)は21日に開催された倫理委員会で、セクハラやパワハラなどの行為で就業規則等に抵触したとして、男性職員を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にすることを決定した。 市長から「キスされた」「胸触られた」「飲み会で太もも触られた」 セクハラ回答9件 南城市議会が職員調査結果をHPで公表
同財団によると、7月下旬ごろ、複数の職員から文書による訴えがあった。訴えのあった行為は2023~24年にかけて数十件に上る。関係者に聞き取り調査を行い、男性職員本人が認めたセクハラ4件、パワハラ4件を認定した。 認定された行為は、複数人の職員に対し、断っているにもかかわらずデートに誘ったり求婚したりするなどのセクハラや、人事評価者という立場で他の職員に「C判定をつける」などと発言するパワハラなど。認定に至っていない行為については引き続き事実関係を調査している。男性は現在、自宅待機中。 美ら島財団は、再発防止策として社員向けにハラスメント防止に関するウェブ研修を行ったほか、被害にあった際の通報窓口などを周知したという。
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