専大松戸初の甲子園出場に貢献した大型遊撃手が現役引退 プロでは通算195試合出場
オリックスの渡邉 大樹外野手(専大松戸)の現役引退を発表した。渡邉といえば、千葉を代表する強豪・専大松戸が初の甲子園出場となった2015年夏のメンバーとしてチームを牽引した。 【一覧】2023年 プロ野球 引退・退団・戦力外選手リスト 下級生の時から期待の大型遊撃手として注目された渡邉は元ロッテの原 嵩投手とともに勝利に貢献。最後の夏は千葉大会決勝で習志野と対戦。4打数2安打の活躍で、逆転勝利に導き、甲子園出場を決めた。甲子園では初戦で高橋 樹也投手(元広島 現楽天打撃投手)擁する花巻東に敗れ、初戦敗退。同年のドラフトではヤクルトから6位指名を受けた。プロでは外野手として活躍し、プロ2年目の2017年に一軍初出場。2021年には自己最多の94試合に出場し、日本一を経験。22年は49試合を経験した。22年オフ、現役ドラフトでオリックスに移籍し、一軍出場1試合のみに終わっていた。 プロでは一軍195試合出場、通算本塁打1本、12安打に終わったが、一軍定着した1年もあった。専大松戸初の甲子園出場メンバーとして忘れられない1人。第二の人生でも活躍することを期待したい。