【高校サッカー】静学、3度目の頂点へ…茅ヶ崎育ちのDF関戸海凪(3年)が静岡生活6年間の集大成を見せる
関戸は対人の強さと予測を武器にしてゴール前を守る、180センチのセンターバック。1月の新人戦ではスタメンを任されて優勝したものの、チーム内競争が激しく、県総体ではサブに。それでも「自分の良さを磨くだけ」とカバーリング能力をアピールし、夏の全国総体からレギュラーを務めてきた。 出身は神奈川県。茅ケ崎で育った湘南ボーイだが、小6時に父の勧めで静学中を選択し、母と一緒に静岡市内に引っ越してきた。好きな選手として「気持ちが強い」と静学OBでもある清水エスパルスのDF吉田豊を挙げる。 全国の舞台は、そんな静岡生活の「6年間の集大成です」と活躍を誓う。中3夏の全国大会では、準決勝で青森山田に敗れており、「リベンジのチャンスが来た」と燃えている。必ず3回戦まで勝ち進み、前回優勝の強敵に全力でぶつかる覚悟だ。(里見 祐司) ◆関戸 海凪(せきど・かな)2006年8月29日、神奈川県生まれ。18歳。サッカーは小3から。静岡学園中3年夏に全国4強。180センチ、74キロ。血液型B。家族は両親と姉。
報知新聞社