西武コルデロ〝確信歩き〟待望の本拠地1号「ホームランを打つことができてよかった」
◆オープン戦・西武―ヤクルト(24日、ベルーナドーム) 西武の新加入スラッガー、コルデロ(29)に待望の本拠地初アーチが飛び出た。1点先制した直後の2回1死二塁、ヤクルト右腕ヤフーレの甘い直球を右翼スタンド中段へ。オープン戦2号2ランに「力強く振ることを意識して打席に入ったんだよ。ホームランを打つことができてよかった」と「確信歩き」をしてみせた。 ■ファン「当たれば吹っ飛ぶスイング!」【動画】 15日のソフトバンク戦で相手開幕投手の有原から来日初本塁打となる2ランを放ったものの、オープン戦を通じて見れば試合前時点で39打数7安打の打率1割7分9厘で、21三振。低めの変化球に手を出して凡退することが多かった。それでも22日のヤクルト戦で初のマルチ安打となる2安打を放ち、上昇気配を見せていた。オープン戦最終戦で長距離砲の本領を発揮したのは、昨季得点力不足に悩まされた西武にとって朗報だ。
西日本新聞社