アーセナル、シェシュコの契約解除金93億円は5年の分割払い可能?選手は10日間以内の決着を望む
アーセナルは、現時点でストライカーの獲得候補絞りつつあるようだ。 昨季に続き、今季も激しい優勝争いを繰り広げたアーセナル。クラブ記録を更新するシーズン28勝を達成するなど躍進を見せたが、最終的に史上初の4連覇を達成したマンチェスター・シティに2ポイント及ばず。2シーズン連続の2位でフィニッシュとなり、悲願達成とはならなかった。 冨安健洋の評価はいかに?欧州主要リーグ日本人選手の評価まとめ 来季こそ悲願達成を目指すアーセナルだが、これまでイギリス複数メディアの間では夏の移籍市場でストライカーの獲得に動くことが伝えられていた。これまで様々な名前が浮上してきたが、イギリス『ガーディアン』は候補者が絞られつつあると伝えている。 同メディアによると、以前からターゲットとされてきたスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクはニューカッスル側が売却に消極的である模様。またPSR(プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則)を考慮し予想される移籍金が高すぎるとして、別のターゲットに切り替えたという。 そして、現在の有力ターゲットはRBライプツィヒFWベンヤミン・シェシュコのようだ。スロベニア代表FWには6月末に期限となる契約解除金が存在しており、その金額は5500万ユーロ(約93億円)。また5年間に渡る分割支払が可能であり、1100万ユーロ(約19億円)の前払いが必要だという。選手側は、14日に開幕するEURO2024前までに将来を決めたいと考えていると伝えられている。 またアーセナルは、シェシュコ獲得資金のためにFWエディ・エンケティアを放出する可能性があるとのこと。25歳のイングランド人FWに対しては、現在フラムとクリスタル・パレスが関心を示しているようだ。 なお、ミケル・アルテタ監督は『CNN』のインタビューで「我々は今いるチームにフォーカスしないと。どうすればもっと良くなれるだろうか? まだ成長の余地はあるし、選手やスタッフもそれを望んでいる。みんながタイトルを掲げたいと思っており、それが次のステップだよ」と現チームへの信頼を強調している。