「本当に勘弁してください…」 電気代 6月使用分は補助金終了で値上がりへ 飲食店は材料費高騰に加え…泣きっ面に蜂
CBCテレビ
6月から電気料金が値上がりします。これは政府の補助金制度終了によるものですが、このさき「節約」が暮らしの大きなテーマになりそうです! 【写真を見る】「本当に勘弁してください…」 電気代 6月使用分は補助金終了で値上がりへ 飲食店は材料費高騰に加え…泣きっ面に蜂 6月使用する分の家庭向け電気料金が、大手電力10社すべてで値上がりする見通しです。政府が物価高対策として支給している電気・ガス代の補助金が終了することが要因です。 中部電力では一般的な家庭の平均(使用量260kWh)で、5月分と比べて382円の値上がりの見込みです。 ただ、火力発電に使われる燃料の価格が下がっているため、補助金の終了に伴う値上がり幅は一定程度、縮小する形ですが… 23日、名古屋の鶴舞公園で、母親のみなさんに補助金終了について改めて伺いました。 (街の人) 「値上げラッシュはついていけない。子どもも2人いて、おむつ代だったり食費もすごいかさむ時期なので、できれば下げられるところでちょっとずつ節約しないと」 「給料は決まっているので、物価も上がっていますし、電気代も上がっているので、節約して使うしかないな」 「使ってない部屋は(電気を)消したりとか。去年はみんな寝室を一緒に、同じ部屋で寝るとか、エアコン代節約で」 【名古屋市・中村区 5月21日】 そのエアコンですが、名古屋の家電量販店の売り場で伺ったところ… (エディオン名古屋本店 山田祐作 主任) 「現状としては電気代が上がった請求が来た訳でもないので、そこまでお客さまから言われる訳ではないが、今後おそらく請求書を見て、お客さまの省エネに対する意識は高まってくるのではと思う」 Q.負担軽減策の終了は気にしている? (エディオン名古屋本店 山田祐作 主任) 「そうですね、お客さまにお声がけするときにも使ったりしてます」 エアコン売り場ではすでに今シーズンの商戦が本格化していますが、あちこちに「節電」や「光熱費削減モデル」の文字が… ■かき氷店は…「本当に勘弁してください」 そして、「節電」を意識するのは家庭だけでなく… 【名古屋市・中区】 (かき氷店専門店 あんどりゅ。大須本店 藤野真実さん) 「来月から本格的に夏が来て、電気代の値上げっていわれると『本当に勘弁してください』という感じ」