手がクリームパン「活動休止しなくて良かった!」ファンへの感謝溢れる初ワンマンライブ
シンガーソングライター・手がクリームパン初のワンマンライブとなる「recipe」が、8月5日に渋谷eggmanにて開催された。
初ワンマンということで、会場に集まった観客は皆ワクワク顔。スタッフが「詰めてください!」と何度もアナウンスするほど会場は満員となっており、多くのファンが手がクリームパンのライブを待ちわびていたことが伺える。そんなファンの前に手がクリームパンが現れると、男性ファンからも女性ファンからも「かわいい!」という声が飛び交う。 彼女の「手がクリームパン 1st Oneman Live『recipe』、始めます」の声と共に、1曲目「1%の奇跡」でライブがスタート。さらに、「頑張ったみんなに届けるために持ってきました!」と新曲「頑張ったで賞」を初披露。元気な歌声を響かせたと思えば、片思いソング「恋人みたいに」、実体験の失恋ソング「幸せだったね」としっとりとした2曲でガラリと会場の雰囲気を変えた。 ここでMCを挟むのだが、「今日は色々なコーナーを用意してきました!」とのこと。その1つが「全国店舗MAPコーナー」。観客にどこから来たかを聞いて日本地図を埋めていく同コーナーでは、徳之島や北海道という遠方から来た方にサイン入りの商品がプレゼントされた。 ファンと触れ合うアットホームな時間を過ごした後は、アコースティックギターによる弾き語りへ。デビュー曲「特別じゃなくても君を想ってる」は、手がクリームパンのTikTokに寄せられたファンからの「先生を好きになってしまいました」というコメントを受けて制作された楽曲。自身にとってもシンガーソングライター第一歩となった大切なこの曲を、切なさたっぷりに歌い上げた。 また、手がクリームパンがシンガーソングライターになる時に初めて作った「ヒーロー」、音楽に興味を持つきっかけとなった井上苑子もカバーした楽曲「and I…」(ももちひろこ) と、自身の転機となった曲を。さらに、浮気された友人のために作った「嘘はなかったと思っていたい」、元恋人への思いを綴った「拝啓元恋人へ」を立て続けに披露した。