「合格はちまき」3000本を防府天満宮で洗濯…合格者から返納、次の受験生へ「努力が実るように」
本格的な受験シーズンを前に、学問の神様・菅原道真をまつる山口県防府市の防府天満宮で16日、今春に合格した受験生から返納された「合格はちまき」約3000本が洗濯された。 【写真】「落ちない」マンホールの蓋の写真カードを包装紙に挟んだ合格祈願のお守り
天満宮では例年、受験生が絵馬やはちまきが入った「合格御守」を求めて参拝する。志望校に合格した人がお礼の気持ちを込めて返納したはちまきは、洗濯してアイロンをかけ、縁起物として無料で配っている。
この日は4人の巫女が洗い、境内で丁寧に干していった。はちまきには「努力」の文字がプリントされており、「目指せ合格」など激励の言葉がしたためられたものもあった。巫女の大田夢華さん(21)は「先輩の思いを受け継ぎ、努力が実るよう願っています」と話した。