10月よりNHKで放送開始『チ。』初回は2話連続オンエア!主題歌用いた新映像解禁、新キャストに中村悠一ら
2022年にアニメ化が発表され、2024年10月からNHK総合にて放送されることが先日決定した漫画家・魚豊の代表作「チ。 ―地球の運動について―」。この度、本作の詳しい放送情報が解禁となり、10月5日(土)23時45分より放送開始、初回は1話、2話連続放送となることがわかった。 【画像】今から地球を動かす――公開された本PV映像カット(全6枚) また、配信情報としては、各話放送終了後にNetflixでの世界配信、ABEMAでの無料配信も決定した。さらに、追加キャストとして小西克幸、中村悠一、仁見紗綾の出演が決定したほか、放送開始に先駆け本PV映像も解禁となった。 PV映像では、フベルトの言葉で、地動説の可能性とその美しさに魅入られた神童ラファウが「今から地球を動かす」と、天才であるが故に知的好奇心を刺激され、その証明に命懸けで挑む様子が壮大に描かれる。この世の秩序を守る為なら何でもする異端審査官ノヴァクの存在を強く感じながらも、己の信念を曲げずに「地」「知」「血」の先にある真理を追い求めるラファウの崇高さを、サカナクション「怪獣」/ヨルシカ「アポリア」がより一層際立たせている内容に。 さらにラファウに宿った炎のように熱い信念を受け継ぎ、この世の真理に立ち向かう者たちの姿も見ることができる。フベルトのセリフにある“常識は覆り、美しさと理屈がおち合う”その瞬間を信じて疑わない者たちが紡ぐ心揺さぶる物語の一端を垣間みることができるものとなっている。 本作は第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞をはじめとする数々の賞を受賞し、2022年4月に「ビッグコミックスピリッツ」での連載を終了した注目作品。15世紀のヨーロッパ某国を舞台に、飛び級で大学進学を果たした神童ラファウが、天文学への情熱を抑えきれず、謎めいた学者フベルトとの出会いを通じて「地動説」の可能性に触れていく、地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語。
キャストコメント全文
■小西克幸 原作・台本を読んだ時の感想 地動説というものを命をかけて研究する姿に感銘を受けたのを覚えています。覚悟、情熱に魂が震えました。言葉でうまく伝えられませんが、自分の中にこんなに情熱を注げるものがあるかなって考えましたね。あと想いのバトンってすごいですね。 演じられたオクジーについて けっこうネガティブよりな性格なのかなと思っています。その彼が色んな人、地動説と触れ合ったときにどのような化学反応が起こるのか成長するのかしないのか。僕はオクジーという人間が好きです。 ファンに向けて一言 僕の大好きな「チ。」がアニメになります!そしてオクジー役で出演させて頂きます!!やったー!ぜひ皆さんその目でその耳で「チ。」の世界を堪能して下さい。 そして、次にバトンを受け渡して下さいね。 ■中村悠一 原作・台本を読んだ時の感想 今は当然のようにある知識を持たざる者達が、当時どう気付き考え、その行動に後悔を持たずに生きられたのか…。 想像しか出来なかったような昔の出来事が、鮮明に見られているような感覚に陥りました。 演じられたバデーニについて 自信家のように見えるのですが、演じていくうちにそれだけではない人物なのかな?と感じてくるようになりました。自信があるから行動してるのではなく、やはりここまでに登場したどの人物とも同じで、何かの運命を自身に感じたのかも…。真相は私には分かりませんが、少しづつ絶妙に変化していくバデーニを演じるのは面白かったです。 ファンに向けて一言 壮大な話です。ですが、人が知的好奇心のまま行動をする力というのは本当に凄まじいと思わされる作品です。とにかく、見て下さい! ■仁見紗綾 原作・台本を読んだ時の感想 キャラクターたちが対峙する「感動」や「熱」があまりに大きく、じっくりと時間をかけて読み進めました。 一人一人の感情が生々しく伝わってきて、どんどん積み重ねられていき、息苦しいほどの胸の重みと共に作品の魅力に引き込まれました。 演じられたヨレンタについて 私が当たり前だと思っていたことが彼女にとってどれだけ特別なことなのか、様々なことを想像しました。 想像すればするほど彼女が感じている痛みや喜びがより強烈になり、毎回のアフレコは挑むような気持ちで臨ませていただきました。 ファンに向けて一言 ヨレンタを演じさせていただきます。仁見紗綾です。 多くの方に愛されている作品の一部になれることがいまだに信じられません。 命がけで生きる彼女の感動が、皆様の心に繋がりますように。 どうぞよろしくお願いいたします。 ©魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について―製作委員会
編集部 アニメ情報担当