＜チ。－地球の運動について－＞第8話「イカロスにならねば」 若き日のピャスト伯登場 地動説の研究に揺れるヨレンタ
「第26回手塚治虫文化賞」のマンガ大賞に選ばれたことも話題の魚豊さんのマンガが原作のテレビアニメ「チ。－地球の運動について－」の第8話「イカロスにならねば」が、NHK総合で11月16日午後11時45分から放送される。第8話は、青年時代のピャスト伯が登場する。声優の浪川大輔さんが青年ピャストを演じる。 【写真特集】天文学の権威、ピャスト伯 青年時代に何が バデーニ、オクジー、ヨレンタがそろう？ 「チ。」第8話カット
天文に関する難問を解いたヨレンタに接触するバデーニとオクジー。「自分が書いたものではない」と否定するヨレンタだったが、バデーニは彼女の聡明さを見抜いていた。地動説の共同研究を持ちかけるバデーニに対し、揺れ動くヨレンタ。彼女の迷いの理由はそれが思想上の禁忌であることだけでなく、天文研究所の所長であり天文学の権威・ピャスト伯の存在が影響しているようだった。
同作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」（小学館）で2020～22年に連載された。15世紀のヨーロッパを舞台に、異端思想の地動説を命がけで研究する人々の姿が描かれた。アニメは、「サマーウォーズ」などのマッドハウスが制作する。
