【台風情報】台風5号は暴風域を伴って北上へ 来週前半に北海道・東北を直撃のおそれ 大荒れの可能性も 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ 台風進路予想比較 1時間ごと雨・風シミュレーション
■アメリカ海洋大気庁の予想 東北へ向かうデータが多く 台風の進路予報は「アンサンブル予報」という手法で行います。数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。 アメリカ海洋大気庁のアンサンブル予想結果です。ブレ幅が大きいですが、日本の東海上へ北上後に進路を西寄りに変えて、東北方面へ進むデータが他のモデルに比べて多くなっています。 ■ヨーロッパの予想 進路予想はやや西寄りへ 北日本接近のおそれ ヨーロッパ中期予報センターが発表している予想です。こちらも日本の東海上を北上し後はやや西寄りへ進路を変えて、北日本へ向かう予想データも多くなっています。 まだ予報のブレ幅大きい段階ですが、気象庁と欧米予報機関の進路予想の傾向が、北日本へと接近する可能性でそろってきています。発達のピークを迎えての接近となるかもしれませんが、来週前半は北日本を中心に雨や風・波が強まり大荒れとなる可能性があります。今後も最新の台風情報に注意してください。 ※正式な台風に関する予報については気象庁が発表する情報を確認してください。
中国放送