米銃乱射事件から25年で哀悼 バイデン氏「痛み消えない」
【ワシントン共同】バイデン米大統領は20日、西部コロラド州のコロンバイン高校で生徒ら13人が殺害された1999年の銃乱射事件から25年を迎えたことを受け、声明を発表した。「痛みが消えることはない」と哀悼の意を示した。 声明は「影響を受けた生存者や家族、地域社会のために祈り続けている」と述べた。事件以来、学校での乱射事件が400件以上発生し、生徒が銃の恐怖にさらされているとも指摘し「この暴力は終わらせなければならない」と訴えた。 バイデン民主党政権は銃規制の強化を重要課題に位置付けている。ただ銃擁護の有力ロビー団体「全米ライフル協会」の支援を受ける共和党の反対で規制は進んでいない。