ドッキリを疑った告白からずっとラブラブ!原口あきまささん夫婦、その秘訣とは|STORY
ロケ先のホテルで告白の電話を受けたとき、“ドッキリだ”と。
あきまさ:その頃の僕のチャラいイメージが良くなかったのか、彼女の事務所のブラックリストに入れられてたらしいんですよ。笑「原口には気をつけろ!」って。連絡先交換するのもままならない中、地方ロケの新幹線で、マネージャーがトイレに立った隙に、電話番号書いたメモを渡したんです。でも全然連絡なかったから半ば諦めかけてた時に彼女から電話が…。焼肉に行こう!って日程を決めたものの、運悪くその前日が友人の誕生日会で飲み過ぎていてグロッキー状態。彼女はテンションが高いんだけど、もう僕は1枚肉食べただけで戻しそうな状態で…早く帰りたくて、20時にスタートして、22時には終了してましたね。 めぐみ:予期せぬその対応で、私もうちの家族も「原口、すごい紳士!」と株が急上昇(笑)。今度家に連れてきなさい!なんて言われるし、その頃、彼が社交ダンスの番組に出ていて、泣いている場面を家族で見て、本当にいい人だね!って。「私告白するわ!」、飲まなきゃ言えないと思って友達と泡盛1本開け、その勢いで彼に電話したんです。 あきまさ:長崎のロケ先のホテルで、ベロベロに酔っ払った彼女から好きだと言われて…。いや、信用できるわけないですよね。ドッキリに何度も引っかかってるし、部屋中隠しカメラがないかを探しましたよ。こんな可愛い子が自分を好きになるわけがないって思ってましたしね。 めぐみ:その頃、周りのお相手はスポーツ選手や俳優…。芸人と付き合っているって言えませんでした。勇気を出して言ってみても「原口?別れなよ」なんて言われ…。2人で泣いたよね。マネージャーも崩れ落ちて「なんで原口…」って。悔しくて、絶対見返してやる!って。結婚式でマネージャーから謝られて、スッキリしました。
自分たちは絶対仲良くしよう!と。親の反面教師もありました
めぐみ:この前長男に、「めっちゃ仲良くね?喧嘩しないの?」って言われて笑っちゃったよね。 あきまさ:お互い両親が喧嘩ばかりの空気感で育ってきたから、そういうのやだよね…って。子どもにも見せたくないし。でも1度だけ、あまりに兄弟喧嘩がひどかったとき2人でわざと喧嘩する演技したことあったね。 めぐみ:私たちの激しい言い合いに、子どもたちは怖がって泣いちゃったから、すぐに辞めたけれどね。「人が争う姿を見るのってどう思う?」神妙に聞いてくれたし、子どもたちの心に響いてくれたと思う。 あきまさ:僕は言葉や声色ひとつで、人との関係性って変わるな…と思ってて。こうやって家庭って崩れるのか?って事例を自分の両親で見てきましたから、僕はそうなりたくないという気持ちが強かったんです。あのシチュエーションで親父のあの言葉はまずかったな…とか思い起こすこともありましたし。 めぐみ:彼は言葉も態度もポジティブなんですよね。本当の姿見せてる?って思うぐらい対応が丁寧。人を褒めるのも上手。野球の応援の声がけや注意の仕方も上手いし、ほんと尊敬する! あきまさ:それは、あなたが超ネガティブだったから生まれた言葉の数々よ(笑)。沈んでいるあなたをどうしたら浮上させられるんだろう?一回同じ目線になって手を引っ張るしかないかと。そのおかげで、子どもたちにも自信を持たせる声がけができるようになったんじゃないかな。 めぐみ:すごい褒めてくれるもんね!いい循環ができて、今はお互いの両親ともに仲が良くなったのも劇的な変化だったね。 あきまさ:特に相談をしたわけじゃないけど、僕のこういう考えに乗っかってくれるんですよね、彼女は。9年長く生きているぶん、どうしても僕の考えが古い場合もあるけれど、彼女の新しい考えを融合させてくれたり、お互いそういう考えもあるよねと理解を示してくれたり。喧嘩をしなくていい状況を作ってくれてることも大きいですね。