【卓球】中国が男女アベックV フランスを破り大会11連覇を達成
◇卓球・世界選手権団体戦 男子決勝 中国3-0フランス(25日、韓国・釜山) 大会最終日を迎えた世界選手権は、男子団体決勝が行われ、中国がフランスを3-0で下し、大会11連覇を達成しました。 【画像】卓球日本女子代表は半世紀ぶりの世界一に届かず 3時間30分の死闘で中国を追い詰めるも5大会連続の銀メダル 準決勝では最終5試合目までもつれる大接戦の末に、開催国・韓国に逆転勝利した中国。一方、初制覇を目指すフランスは27年ぶりに決勝の舞台へ勝ち上がりました。 第1試合は、中国の王楚欽選手がフランスのフェリックス・ルブラン選手から最初のゲームを先取。しかし続くゲームはここまで8戦全勝のフェリックス・ルブラン選手が、サーブに変化を加えるなど終盤まで接戦。しかし8-8から王楚欽選手が3連続ポイントでゲームを連取すると、第3ゲームはフランスのエースを圧倒し、先勝します。 第2試合は世界ランク1位の中国・樊振東選手が、フランスのアレクシス・ルブラン選手とフルゲームの死闘。樊振東選手は第4ゲームにマッチポイントを握られますが、世界1位の意地をみせ逆転で勝利を手にします。 王手をかけた中国は、第3試合にリオ、東京五輪とシングルス連覇を達成している馬龍選手。最初のゲームを奪われますが、第2ゲーム以降は圧倒。五輪王者が3ゲームを連取し、フランスを3-0のストレートで下しました。 これで24日に大会を制した女子に続いて世界選手権アベック優勝を達成。男子中国は、2001年の大阪大会から11連覇となりました。 ▽男子最終順位 金メダル 中国 銀メダル フランス 銅メダル 韓国、台湾 ▽男子団体決勝 中国3-0フランス 〈第1試合〉 王楚欽3-0フェリックス・ルブラン 11-4/11-8/11-3 〈第2試合〉 樊振東3-2アレクシス・ルブラン 9-11/11-4/8-11/12-10/11-7 〈第3試合〉 馬龍3-1シモン・ゴジ 7-11/11-2/11-4/11-6