【イベントレポート】寺沢武一の原画や直筆資料並ぶ展覧会が明日開幕 コブラになりきれる写真スポットも
「一周忌追悼 寺沢武一 原画展 ~Peace&Love~」が、明日8月30日から9月9日まで、東京・北千住マルイ内6階のカレンダリウムで開催される。 【画像】フォトスポットではサイコガンをはめて、こちらのコブラになりきろう これは2023年9月8日に死去した寺沢武一を偲ぶとともに、作品から「Peace&Love」を感じてもらうために企画された展覧会。会場内には代表作である「コブラ」を中心に「鴉天狗カブト」「ゴクウ」の原画、直筆のラフ、カラーイラストなどの資料が60点以上並んだ。モノクロの原稿は墨の濃淡や修正液を用いての表現をじっくりと観察することができ、寺沢らしい鮮やかな色彩で描かれた迫力あるカラーイラストも間近で堪能できる。 また病床に伏しているときでも寺沢が鉛筆で書き留めていたアイデア集や、完成したマンガとして発表するまでに試しに描いていた習作、デビュー前の投稿作品も展示。そのほか寺沢が愛用していたサングラス、寺沢が自ら制作したコブラのフィギュア、昭和から令和にかけて発売されたグッズなど、貴重なアイテムも閲覧できる。 そのほか会場にはメッセージボードを設置。コブラの顔ハメパネルや、サイコガンを手にコブラになりきって写真を撮れるフォトスポットも登場した。また入場料の支払時には窓口にて、夏を感じる「特製“寺沢武一Peace & Love”クリアカード」が配布される。 さらに会場ではキャラファイングラフやTシャツ、アートボードや複製原稿などの原画展オリジナルグッズを販売。9月4日には、5日に刊行される「寺沢武一の世界 ART WORKS1955-2023」の先行販売が行われる。 加えて期間中、イベントスペースでエポスカードを利用もしくは提示し、税込3000円以上購入すると、オリジナルグッズが当たる抽選会に参加可能。景品として「Peace&Love キャラファインボード」、全5種のカードがラインナップされた。また会場でエポスカードに新規入会すると、全5種のしおりのコンプリートセットがプレゼントされる。詳細はイベントの公式サイト、もしくは会場内で確認しよう。 ■ 「一周忌追悼 寺沢武一 原画展 ~Peace&Love~」 日程:2024年8月30日(金)~9月9日(月) 時間:10:00~19:00(最終入場18:30) 会場:東京都 北千住マルイ 6F カレンダリウム 料金:税込800円 ※エポスカード提示で税込700円 (c)BUICHI TERASAWA / ART TEKNIKA