日本ハム・細野晴希「平成のキムタクぐらい」のロン毛で15勝だ
日本ハムの細野晴希投手(22)が27日、“キムタク化”を宣言した。エスコンで初の契約更改に臨み現状維持の1300万円でサイン。長髪の左腕は絶大な人気を誇ったロン毛時代の木村拓哉をイメージすると同時に、来季の目標に大きく15勝を掲げた。 印象的な長髪で取材に応じた細野は、髪の話題にも笑顔で応じた。一時はあごまで伸びていた髪を最近、切ったことを明かし「僕の気持ち次第です。でもそんなに、うわーっていうぐらいロン毛にはしないです。平成のキムタクぐらい」と笑った。 1年目の今季は左肩を痛めたこともあり、2試合の登板で未勝利に終わった。それでも目標は15勝。「目指すなら高いところを目指したい。今年の最多勝は14勝でしたし、武内が新人王で10勝だったので、同じ10勝では2年目なので絶対にダメだと思って」と理由を明かした。 12月にはパリ五輪陸上競技のコーチも務めた母校・東洋大の小林海助教に、体幹トレなどの指導も受ける。「(球速の)アベレージを上げていきたい。上がっていけば四球の数も減ると思う。(目標は)150キロ」。勝負の2年目。長髪をなびかせ、1軍のマウンドで躍動する。(山口 泰史)
報知新聞社