「セイヤー、サー」真結女御輿が練り歩く 福島・本宮で秋祭り
福島県本宮市で26日、安達太良神社の秋季例大祭「もとみや秋祭り」が開かれ、女性のみで担ぐ「真結女御輿(まゆみみこし)」が市内を練り歩き、花を添えた。秋祭りは27日まで。 真結女御輿は1987年から始まり、恋愛成就の御輿として知られる。担ぎ手は約120人で、市のPR事業「全国まゆみちゃん交流プロジェクト」に参加する県内外の「まゆみ」さんも務めた。 薄緑色の法被を身にまとった担ぎ手たちは、2基の御輿を担いで「セイヤー、サー」と元気な声を響かせた。本宮真結女御輿会幹事長の松井智春さん(32)は「この伝統を将来につなげたい」と話した。
福島民友新聞